近視回復手術の3つのリスク
【削った角膜は元に戻せない】
近視回復手術のリスクとして最大のものは、1度近視回復手術を受けると失敗だということが
わかったとしても削ってしまった角膜はもう元の状態には戻せないということです。
近視レーザー手術で角膜を削った影響は一生続きますので、手術結果がうまくいかなったと
しても今後近視レーザー手術に重大な欠陥が見つかってもどうしよもないということです。
また最近は新しい視力回復の方法(コルネアプラスティーや高性能の眼内レンズ)が開発された
場合にも利用できないということがあるかもしれません。
手術を受けるまえのカウンセリングで近視回復手術は緊急を迫られる手術ではなく、自己選択
で任意に行うものなので手術のもつリスクを十分に検討してくださいと説明されるはずです。
【将来的に視力や視機能にどんな影響がでるかわからない】
新しい視力矯正方法である近視レーザー手術にはメガネやコンタクトレンズと違って長期的な
臨床データがないという問題がありこれを不安視することは非常に多いです。眼科医でレーシック
に反対している人の多くは将来的にどんな影響がでるかわからないということを指摘すること
が多いようです。
今後、術後経過年数が経つにつれて近視手術の影響がどのように出るかはわからないのです。
ちなみにコンタクトレンズの場合、長期間の装用により角膜が薄くなること、角膜内皮細胞が
減少してドライアイや失明の可能性がでてくるなどの問題がわかっています。
今のところ特に問題はでていない近視回復手術ですがその安全性と有効性が将来も続くもの
なのかという証明はされていません。
【近視レーザー手術で老眼になる?飛蚊症になる?】
近視レーザー手術を行うと老眼の進行が早くなるということをよく聞きますがこれは間違い
といえます。老眼というのはレーザーで角膜を削ろうが何をしようが関係ない老化現象なので、
近視レーザー手術をしたから老化が早まるわけがないのです。
近視の人の場合、もともと近くにピントがあうようになっていますが、近視回復手術を受けて、
近視が治るとこれまであまり意識することがなかった老眼の症状がよくわかるようになると
いうことなのです。虫が飛んでいるように見える飛蚊症も同様です。飛蚊症は硝子体という
眼球内の濁りが原因なので、これもまたレーザー手術とは関係なく、よく見えるようになる
ことで意識してしまうということです。